CI/CD パイプライン
本書(抜粋版)は、ERPNext.JP に同梱する CI/CD 構成の全体像を図解でご紹介するサンプルです。 実際のソースライセンス版には、これに加えて各ワークフローの実装・Secrets/Environment 設計・デプロイとロールバックの実手順・環境結線の段取りまでを収録しています。 本抜粋版では、それらの「実装・設定部分」は 🔒 ロック表示としています。
00この資料について
CI/CD(継続的インテグレーション / 継続的デリバリー)とは、「コードを変えたら、自動でテストし、安全な手順で本番へ反映する」仕組みです。 人手の手順書に頼らずパイプラインに固定化することで、属人化を防ぎ・壊れた変更を本番に入れず・いつでも戻せる状態をつくります。
- 属人化しない:デプロイ手順が人の頭でなくパイプラインにある。担当交代・増員に強い。
- 壊れた変更が本番に入らない:テストに落ちた変更は merge・デプロイに進めない。
- 本番反映は必ず人が承認:「うっかり本番デプロイ」を仕組みで物理的に禁止。
- いつでも戻せる:本番反映の前に必ず backup。問題時は直前状態へ復旧できる。
※ 以降、🔒 の付いたパネルは、完全版(ソースライセンス)に収録される実装・設定ノウハウです。
01全体像 — 2段で品質を守る
品質は「手元(ローカル)」と「共有リポジトリ(GitHub)」の2段で守ります。 手元では速いチェックで早く潰し、GitHub 側では自動ゲートと承認付きデプロイで「壊れた変更が本番へ流れない」ことを保証します。
02自動ゲート — 壊れた変更を止める
変更を提案(プルリクエスト)するたびに、GitHub Actions が自動でチェックを走らせます。 すべてのチェックが緑にならない限り、本流に取り込めないよう設定します。これが「壊れた変更が入る」を構造的に止めます。
| ゲートの層 | 何を守るか |
|---|---|
| 構文チェック | 最速の関門。文法の崩れをまず弾く |
| 規約・スタイル検査 | コード規約・多言語対応(翻訳ラッパー)などの約束を機械的に強制 |
| テスト群 | 領域ごとに分けたテストで、計算・状態遷移・回帰を検証 |
| レビュー通過 | 人のレビューを通っていることを merge の条件にする |
「標準本体を直接編集しない」「UI 文言は翻訳ラッパーで囲む」といった保守性の約束を、レビュアーの記憶に頼らず自動チェックで強制します。属人化しない保守体制の土台です。
ワークフローの実装 🔒
03デプロイ — 検証は自動・本番は承認後
デプロイは「検証環境は自動・本番環境は人の承認後」の二段構えです。 本番反映の直前に必ず人が止まる関門を置くことで、安全と速さを両取りします。
本番 / 検証は完全分離
別サイト・別 DB・別接続情報。検証には本番コピーをマスクして載せ、外部連携(メール・API・EDI)は無効化して使う。
戻せることを前提に進む
本番反映は必ず backup を起点に。問題時は直前 backup の復元、または1つ前の既知良好版へ切り戻す。
デプロイ / 承認 / ロールバックの実手順 🔒
04完全版に収録している内容 🔒 ライセンス版に収録
ソースライセンス版では、御社の開発チームが自分で結線・運用・改修できるレベルまで、実ファイルと手順で解説します。
完全版(ソースライセンス)について
ERPNext.JP は、標準 ERPNext を日本の製造業・卸売業向けに拡張したソース提供型のERPです。 CI/CD パイプラインも同梱の成果物としてお渡しし、実装・設定・運用手順まで含めて、御社が自社で結線・運用・改修できる状態にします。 結線・初回デプロイの立ち会いは導入支援・保守メニューでも対応します。
⚙ 同梱で提供
GitHub Actions ベースの CI/CD を成果物として同梱。ゼロから作らず、すぐ結線できる。
🛡 安全に本番反映
自動テスト → 検証環境 → 人の承認 → 本番。うっかり本番デプロイを仕組みで防ぐ。
👥 属人化しない
手順がパイプラインに固定化。担当交代・増員・監査に強い運用へ。
↩ いつでも戻せる
backup 前提・対象版固定。問題時は直前状態へ即復旧できる設計。
※ 本書は抜粋(プレビュー)版です。🔒 部分の実装・設定ノウハウは完全版に収録しています。リンク先は掲載先に合わせて設定してください。