これはスタートキット(納品物09)の抜粋プレビューです。 実際のキットは御社の現行システム・業種・データ量に合わせて構成し、記入テンプレ(Excel)と手順書一式でお渡しします。見本の数値・項目はすべて匿名のサンプルです。金額は税別・概算です。
ERPNext.JP スタートキット合同会社MY HATCH / 納品物09(初期導入 / 乗り換え)— 抜粋プレビュー
START KIT

「何から手をつければいいか分からない」を、
記入するだけで実務が回る状態にする。

はじめてERPを導入する企業向けの初期導入キット(Track A)と、他システムからの乗り換え用リプレイス移行キット(Track R)。 マスタ立ち上げ・期首残高移行・カットオーバー手順を、整合性チェック内蔵のテンプレ+ガイドで用意します。

① まず、どちらのキットを使うか(2択の判定フロー)

現行の基幹システム(ERP/会計/販売/生産管理)があるかどうかで、使うキットが分かれます。

現行の基幹システムがあるか? │ ├─ ない(Excel・紙・単機能ソフトから初導入) │ → Track A:初導入マスタ立ち上げキット │ ゼロからマスタを立ち上げ、実務が回る状態にする │ └─ ある(会計/販売/生産管理 などからの乗り換え) → Track R:リプレイス移行キット 現行の資産(マスタ+残高)を安全に移し替え、 期首から実務が回る状態にする ※マスタ取込は Track A のテンプレ基盤を併用
TRACK A

初導入マスタ立ち上げ

  • マスタ記入テンプレ(Excel・整合性検証内蔵)+取込CSV一式
  • 移行リハーサル Runbook(6ステップ)
  • 「変えられないもの地図」=最初に決めきる不可逆設定
TRACK R

リプレイス移行

  • 期首残高テンプレ(GL/売掛買掛/在庫)+マッピング+照合
  • 抽出ガイド/カットオーバー Runbook(正副逆転モデル)
  • 不可逆マップ(移行作業で戻せない操作)

判断に迷うケース(例:「会計ソフトだけあり、販売・在庫はExcel」)は Track R(会計の期首残高移行が発生)を軸に、立ち上げ部分は Track A を併用します。

② この一式に含まれる Excel(実物)— そのまま ERPNext.JP に取り込める

キットの中核は、記入するだけの Excel ブック28枚のシートが ERPNext の各マスタ(品目・仕入先・得意先・倉庫・部品表・勘定科目 …)に1:1で対応し、列見出しはそのまま ERPNext の取込項目です。埋めて保存したら、ERPNext.JP の「データインポート」機能でそのまま取り込み——手打ちの再入力はありません。

ERPNext_master-import-template.xlsx — Excel(記入テンプレ)
1行目=日本語ラベル / 2行目=ERPNextのフィールド名(取込キー) / 3行目以降を記入
A BCDEF
1Item CodeItem NameItem GroupDefault UOMMaintain Stock
2item_codeitem_nameitem_groupstock_uomis_stock_item
3CAM-LINE-8M8MPラインカメラ購入部品Nos1
4PLC-IO-64PLC I/O 64点ユニット購入部品Nos1
5ASSY-XRAY-UNITX線検査ユニットAssy製品Nos1
01_品目 03_仕入先 04_得意先 05_倉庫 06_部品表 42_勘定科目 99_整合性検証

実際のブック=全28シート(品目・品目グループ・仕入先・得意先・倉庫・部品表・単位・価格表・勘定科目・部署・支払条件 …)。見本の値はすべて匿名サンプルです。

目次シート

00_使い方・インポート手順

  • シート一覧と記入順(不可逆マスタから先に確定)
  • 各項目の必須/任意・入力規則・選択リスト
  • ERPNext 取込時の並び順とデータインポート操作手順
ERPNext 連動

「データインポート」でそのまま取込

  • シート=DocType、列=フィールドに1:1対応
  • 新規作成/既存更新(Insert / Update)両対応
  • 取込前に必須・型・参照先を検証(下記③の検証列)

③ 整合性検証内蔵テンプレ(実物レイアウト)

記入テンプレには「入れた瞬間に検証が走る」列が組み込まれています。埋めていくだけで、取り込み前に不整合を潰せます。

2-1. マスタ記入テンプレ(品目マスタ・抜粋)

必須項目入力例(匿名)整合性検証
必須品目コードITM-0001一意・重複なし
必須在庫単位(UOM)kgUOMマスタに存在
必須在庫評価方法移動平均品目間で不一致
任意品目グループ原材料グループに存在
必須標準原価1,200未入力(評価に必要)

行は取り込み前に検出。「在庫評価方法は品目ごとに変えられない」等の不可逆ルールに触れる入力を、記入段階で止めます。

2-2. 期首残高テンプレ(突合チェック・抜粋)

突合対象現行(旧)ERPNext(新)許容差異判定
試算表(勘定別借貸)45,320,00045,320,0000円(完全一致)一致
売掛(取引先別)8,110,5008,110,500請求書合計で0円一致
在庫評価額(品目別)12,004,90012,003,140丸め差・方法差のみ許容内(要説明)
買掛(取引先別)6,240,0006,180,000請求書合計で0円差異あり

※ すべての差異に説明必須(「まるめ差」か「方法差」かを記録)。負のコントロール(わざと1件ずらして検知されるか)で照合が効いていることを確認します。

2-3. フィールドマッピング(現行 → ERPNext)

現行の項目ERPNext の項目変換ルール検証
取引先コードCustomer / Supplier売/買で分岐対応づけ済
勘定科目Account(勘定コード)科目対応表で1:1未対応 2件
税区分Tax Template10%/8%/対象外対応づけ済

④ カットオーバー Runbook 目次(正副逆転モデル)

基本方針は「止めずに置き換える」。業務を止めないため一度には切り替えず、新を正・旧を副に下げて入れ替えます。

① 並行稼働(半自動入力) 新旧併走・ERPNextへ流し込み・両方で業務を回す │ R6で突合しながら ② テスト検証(突合) 試算表/エイジング/在庫評価が新旧一致(方法差は説明) │ ③ 新旧入替(正副逆転) 期首残高を確定投入・取込元を旧→ERPNextへ切替 │ ◆ 切替判断ゲート ◆ 4条件クリア時のみ │ ④ 旧システム停止判断 停止(以後は参照のみ)/未達なら並行を継続
◆ 切替判断ゲート(旧システムを止める4条件)
4条件がすべて揃った時のみ停止を判断。1つでも未達なら止めず並行を継続します。
  • 突合一致:試算表・在庫・帳票が新旧で一致(方法差は説明済)
  • 後工程の代替:旧システムが担っていた後工程を代替済
  • 内製習熟:経理・購買・営業・現場の各担当者で実走できる
  • 会計引継ぎ:期首残・在庫評価・売掛買掛が正しく引き継がれた

※ go-live 後も一定期間はロールバック可能な状態(バックアップ+切戻し手順)を保持します。停止は「判断」であって既定路線ではありません。

⑤ 不可逆マップ — 移行で特に「戻せない」操作

乗り換えで本当に戻せないのは、次の5つ。これらは必ずリハーサル環境で試算表を突合してから本番で実行します。

※ それ以外(マッピング・テンプレ記入・検証環境への投入)は submit / クローズ / 採番の前なら何度でもやり直せます。だからリハーサルを恐れず回します。ERPNext の最終挙動は稼働中の実環境で確認します。

ERPNext.JP / 合同会社MY HATCH — スタートキット抜粋プレビュー(貴社内でのご検討用)。実際のキットは御社仕様に合わせて構成します。