出荷指示入力

受注に対して、いつ・どれだけ・どんな荷姿で出荷するかを指示する画面です。出荷候補を選び、在庫・仕掛情報を見ながら出荷数量や分納(複数回出荷)を設定し、出荷指示として確定します。

7分
最終更新: 2026年6月2日
中級
出荷出荷指示分納在庫仕掛品受注

関連記事 確定した出荷指示は、日次の便組みを行う 出荷スケジュール や、現場での出荷スキャンへ引き継がれます。 受注そのものの管理は 受注管理 を参照してください。

この画面でできること

出荷指示入力は、受注 1 件ごとに「出荷の段取り」を決めるための画面です。営業・生産管理が、在庫と仕掛品の状況を見ながら出荷の数量・時期・分け方を指示します。

  • 出荷候補(出荷待ちの受注)を一覧から選びます
  • 選んだ受注の製品在庫・工程別の仕掛品を確認します
  • 出荷数量・梱包数量・荷姿・納入先・納入時刻を入力します
  • 一度に出せないときは、**分納(複数回に分けた出荷)**を設定します
  • 内容を下書き保存し、問題なければ出荷指示として確定します

画面URL: /app/shipment-instruction-ui

出荷指示入力画面

誰が何のために使うか

担当主な使い方
営業客先の希望納期・数量に合わせて出荷の段取りを指示する
生産管理在庫・仕掛を見て、出荷可能な数量と分納のタイミングを決める
出荷担当確定した指示に沿って、後工程(便組み・スキャン出荷)へ引き継ぐ

画面の全体像

画面は左右 2 ペイン構成です。

エリア役割
左:出荷候補一覧出荷待ちの受注を一覧表示します。品目コード・型番で絞り込めます
右:指示入力パネル選んだ受注の基本情報・在庫/仕掛情報・出荷計画(数量・分納)を入力します

出荷条件の見方

候補ごとに出荷可能/出荷制限などの出荷条件が表示されます。在庫不足・検査未完了・数量不一致などがあると、確定前に注意喚起されます。


基本的な操作

1. 出荷候補を選ぶ

左の一覧から、指示したい受注をクリックします。右に基本情報(顧客・受注番号・出荷予定日・受注数量など)が表示されます。

2. 在庫・仕掛情報を確認する

右パネルの在庫・仕掛情報で、その品目の製品在庫と**工程別の仕掛品(仕掛品計)**を確認します。「在庫: ○ / 必要: ○(不足: ○)」のように、出荷に足りるかどうかが表示されます。安全在庫も併記されます。

3. 出荷数量・荷姿を入力する

出荷する数量・梱包数量・入数・荷姿を入力し、納入先・納入時刻を設定します。納入先は客先マスタから取得できます。

4. 分納を設定する

一度に全量出せない場合は、**「分納を追加」**で複数回に分けます。各回(leg)ごとに数量と分納理由を入力します。「計 ○ を ○ 回に分けて出荷」と表示されます。

出荷計画の合計数量は受注数量と一致している必要があります。一致していないと確定できず、「合計数量と受注数量が一致していません」と表示されます。

5. 下書き保存・確定する

入力途中は**「下書き保存」で保存できます。内容が整ったら「出荷指示を確定」**を実行します。確定すると、後工程(便組み・出荷スキャン)へ指示が引き継がれます。


活用のヒント

  • 在庫・仕掛を見てから数量を決める:製品在庫だけでなく工程別仕掛品も見えるので、「あと何日で何個出せるか」を踏まえて分納を組めます
  • 合計=受注数量を常に意識する:分納の各回の合計が受注数量に一致しないと確定できません。残数を確認しながら入力しましょう
  • 検査未完了・数量不一致のタグに注意:確定前の注意タグは出荷トラブルの予防線です。タグの内容を解消してから確定してください
  • 下書きを活用する:客先との調整中は下書き保存しておき、確定は条件が固まってから行います

よくある質問

Q: 「合計数量と受注数量が一致していません」と出て確定できません

分納の各回の数量を合計すると受注数量と一致する必要があります。各 leg の数量を見直し、過不足を調整してください。

Q: 在庫が足りないのに出荷指示を作れますか?

在庫不足は注意表示されますが、仕掛品の完成見込みを踏まえて分納で先に一部出す、といった指示は可能です。出荷条件が「出荷制限」の場合は内容をよく確認してください。

Q: 確定した出荷指示はどこへ反映されますか?

確定後は、日次の便組みを行う 出荷スケジュール や、現場での出荷スキャン(PC・モバイル)へ引き継がれます。

Q: 入力をやり直したいときは?

確定前であれば下書きとして保存し直せます。出荷候補を選び直して、数量・分納を入力し直してください。


次のステップ

もっと詳しく知りたいですか?

操作方法でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。ERPNext導入の専門家が直接サポートします。