Claude を ERPNext.JP につなぐ(MCP連携)

Claude Desktop / Claude Code から ERPNext.JP の MCP サーバーへ OAuth2.1(PKCE)で接続する手順。デモ環境(demo.erp.maihatch.com)を例に、接続・認可・権限スコープ・トラブル対処までを解説します。

8分
最終更新: 2026年6月11日
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MCPClaudeAI連携OAuthデモ環境接続設定

このマニュアルでできること

Claude(Claude Desktop / Claude Code)から ERPNext.JP をふだんの日本語で直接操作できるようにする接続手順です。「先月の売上見込みを部署別に出して」「見積を松竹梅3パターンでドラフトして」といった頼みごとが、画面遷移なしで動くようになります。

ここではデモ環境 demo.erp.maihatch.com を例に説明します。デモに登録すれば、ご自身のデモデータで MCP 連携をそのまま試せます。考え方や背景は、ナレッジ記事「ERPNext × Claude で変わる業務の景色」をご覧ください。


事前に用意するもの

必要なもの内容
デモ環境のアカウントdemo.erp.maihatch.com のログインアカウント(無料登録)
Claude クライアントClaude Desktop(Free / Pro / Max / Team / Enterprise)または Claude Code(CLI)
接続先 URLhttps://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse

自社の本番環境につなぐ場合は、接続先 URL をご自身の ERPNext.JP サイトの /mcp/sse に置き換えてください。MCP オプションの有効化が必要です(無料相談でご案内します)。


接続先エンドポイント

項目
MCP サーバー名erpnext-planning
接続 URL(SSE)https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse
認可方式OAuth 2.1(PKCE)+ 動的クライアント登録(DCR)

クライアント ID / シークレットの事前登録は不要です。接続時に自動で登録され、ブラウザのログイン画面に進みます。


方法A:Claude Code(CLI)でつなぐ

1. サーバーを追加する

ターミナルで次を実行します。

claude mcp add --transport sse erpnext-planning https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse

スコープを使い分けたい場合は --scope を付けます(既定は local=自分のみ)。

# 自分の全プロジェクトで使う
claude mcp add --transport sse erpnext-planning --scope user https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse

2. 認可(ログイン)する

Claude Code のチャットで次のコマンドを実行します。

/mcp
  1. 一覧から erpnext-planning を選んで認証を開始
  2. ブラウザが開き、デモ環境のログイン画面が表示される
  3. デモのアカウントでログイン → 同意画面で「許可」
  4. 自動でコールバックして接続完了(トークンは安全に保存・自動更新)

3. 確認する

claude mcp list
claude mcp get erpnext-planning

接続できていれば、チャットで「未承認の受注を一覧して」などを試せます。


方法B:Claude Desktop でつなぐ(カスタムコネクタ)

リモート MCP サーバーへの接続は 「コネクタ(Connectors)」 から行います(Free は1つまで/Pro・Max・Team・Enterprise は複数可)。

1. コネクタを追加する

  1. Claude Desktop の 設定(Settings)→ コネクタ(Connectors) を開く
  2. 「カスタムコネクタを追加(Add custom connector)」 を選ぶ
  3. URL に https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse を入力
  4. 「追加」 をクリック

2. 接続(ログイン)する

  1. 追加した erpnext-planning「接続(Connect)」 を押す
  2. ポップアップでデモ環境のログイン画面が開く → デモのアカウントでログイン
  3. 同意画面で「許可」 → 接続完了

補足(うまくいかない場合のフォールバック):古い環境などでカスタムコネクタが使えないときは、claude_desktop_config.jsonmcp-remote ブリッジを設定する方法もあります。

{
  "mcpServers": {
    "erpnext-planning": {
      "command": "npx",
      "args": ["mcp-remote", "https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse"]
    }
  }
}

権限スコープ(AI に任せる範囲)

接続時に要求される OAuth スコープは3段階です。外部に取り消しが効かない操作(Tier B)は、そもそも MCP に登録されておらず AI からは呼べません

スコープ範囲付与
mcp:read一覧・詳細・在庫・GL照会・監査ログ検索など(参照)自動
mcp:write見積・受注・購買依頼・仕訳などの下書き作成同意で付与
mcp:submit-internal見積/受注/購買依頼/生産指示/仕訳の確定(Tier A・社内承認系)同意で付与(人手確認前提)

Tier B(AI 不可):発注書の発行・売上請求・仕入請求・支払・出荷・決算確定・取消/修正。これらは ERPNext の画面で人が確定します。設計レベルで AI から到達できないようにしています。


トラブルシューティング

症状対処
ブラウザが開かない/認可が進まないクライアントを再起動し、再度 /mcp(Code)または「接続」(Desktop)を実行
ログイン後に権限エラーデモのアカウントに該当業務のロールがあるか確認(デモは原則フルアクセス)
「接続できません」URL が https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse か、末尾の /sse を含めて確認
自社本番でつながらないMCP オプションが有効か、/.well-known/oauth-protected-resource が自社サイトを返すか確認

リモート MCP は 公開 HTTPS で到達できることが前提です。社内VPN内のみのサイトは、Claude のクラウドから到達できない場合があります。


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