Claude を ERPNext.JP につなぐ(MCP連携)
Claude Desktop / Claude Code から ERPNext.JP の MCP サーバーへ OAuth2.1(PKCE)で接続する手順。デモ環境(demo.erp.maihatch.com)を例に、接続・認可・権限スコープ・トラブル対処までを解説します。
このマニュアルでできること
Claude(Claude Desktop / Claude Code)から ERPNext.JP をふだんの日本語で直接操作できるようにする接続手順です。「先月の売上見込みを部署別に出して」「見積を松竹梅3パターンでドラフトして」といった頼みごとが、画面遷移なしで動くようになります。
ここではデモ環境 demo.erp.maihatch.com を例に説明します。デモに登録すれば、ご自身のデモデータで MCP 連携をそのまま試せます。考え方や背景は、ナレッジ記事「ERPNext × Claude で変わる業務の景色」をご覧ください。
事前に用意するもの
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| デモ環境のアカウント | demo.erp.maihatch.com のログインアカウント(無料登録) |
| Claude クライアント | Claude Desktop(Free / Pro / Max / Team / Enterprise)または Claude Code(CLI) |
| 接続先 URL | https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse |
自社の本番環境につなぐ場合は、接続先 URL をご自身の ERPNext.JP サイトの
/mcp/sseに置き換えてください。MCP オプションの有効化が必要です(無料相談でご案内します)。
接続先エンドポイント
| 項目 | 値 |
|---|---|
| MCP サーバー名 | erpnext-planning |
| 接続 URL(SSE) | https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse |
| 認可方式 | OAuth 2.1(PKCE)+ 動的クライアント登録(DCR) |
クライアント ID / シークレットの事前登録は不要です。接続時に自動で登録され、ブラウザのログイン画面に進みます。
方法A:Claude Code(CLI)でつなぐ
1. サーバーを追加する
ターミナルで次を実行します。
claude mcp add --transport sse erpnext-planning https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sseスコープを使い分けたい場合は --scope を付けます(既定は local=自分のみ)。
# 自分の全プロジェクトで使う
claude mcp add --transport sse erpnext-planning --scope user https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse2. 認可(ログイン)する
Claude Code のチャットで次のコマンドを実行します。
/mcp
- 一覧から
erpnext-planningを選んで認証を開始 - ブラウザが開き、デモ環境のログイン画面が表示される
- デモのアカウントでログイン → 同意画面で「許可」
- 自動でコールバックして接続完了(トークンは安全に保存・自動更新)
3. 確認する
claude mcp list
claude mcp get erpnext-planning接続できていれば、チャットで「未承認の受注を一覧して」などを試せます。
方法B:Claude Desktop でつなぐ(カスタムコネクタ)
リモート MCP サーバーへの接続は 「コネクタ(Connectors)」 から行います(Free は1つまで/Pro・Max・Team・Enterprise は複数可)。
1. コネクタを追加する
- Claude Desktop の 設定(Settings)→ コネクタ(Connectors) を開く
- 「カスタムコネクタを追加(Add custom connector)」 を選ぶ
- URL に
https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sseを入力 - 「追加」 をクリック
2. 接続(ログイン)する
- 追加した
erpnext-planningの 「接続(Connect)」 を押す - ポップアップでデモ環境のログイン画面が開く → デモのアカウントでログイン
- 同意画面で「許可」 → 接続完了
補足(うまくいかない場合のフォールバック):古い環境などでカスタムコネクタが使えないときは、
claude_desktop_config.jsonにmcp-remoteブリッジを設定する方法もあります。{ "mcpServers": { "erpnext-planning": { "command": "npx", "args": ["mcp-remote", "https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse"] } } }
権限スコープ(AI に任せる範囲)
接続時に要求される OAuth スコープは3段階です。外部に取り消しが効かない操作(Tier B)は、そもそも MCP に登録されておらず AI からは呼べません。
| スコープ | 範囲 | 付与 |
|---|---|---|
mcp:read | 一覧・詳細・在庫・GL照会・監査ログ検索など(参照) | 自動 |
mcp:write | 見積・受注・購買依頼・仕訳などの下書き作成 | 同意で付与 |
mcp:submit-internal | 見積/受注/購買依頼/生産指示/仕訳の確定(Tier A・社内承認系) | 同意で付与(人手確認前提) |
Tier B(AI 不可):発注書の発行・売上請求・仕入請求・支払・出荷・決算確定・取消/修正。これらは ERPNext の画面で人が確定します。設計レベルで AI から到達できないようにしています。
トラブルシューティング
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| ブラウザが開かない/認可が進まない | クライアントを再起動し、再度 /mcp(Code)または「接続」(Desktop)を実行 |
| ログイン後に権限エラー | デモのアカウントに該当業務のロールがあるか確認(デモは原則フルアクセス) |
| 「接続できません」 | URL が https://demo.erp.maihatch.com/mcp/sse か、末尾の /sse を含めて確認 |
| 自社本番でつながらない | MCP オプションが有効か、/.well-known/oauth-protected-resource が自社サイトを返すか確認 |
リモート MCP は 公開 HTTPS で到達できることが前提です。社内VPN内のみのサイトは、Claude のクラウドから到達できない場合があります。
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