需要カレンダー

需要イベント・生産・売上・会計・仕入れ・予測精度の 6 タブで月間の全体像を俯瞰する統合カレンダー画面です。ECイベントの自動取込・年間定例イベント生成・月次目標設定まで扱います。

9分
最終更新: 2026年4月21日
中級
需要予測需要カレンダーECイベント月次目標

関連記事 予測の仕組み全体需要予測(AI)予測精度の深掘り予測精度ダッシュボード予測パラメータとイベント取込元需要予測の設定 を参照してください。 営業全体の需要予測ラインは 営業業務フロー の需要予測セクションを参照してください。

この画面でできること

需要カレンダーは、月間の需要イベント・生産・売上・会計・仕入れ・予測精度を 6 つのタブで俯瞰する統合ダッシュボードです。

  • 今月の ECセール・イベントがいつ・どの規模で起きるかを一望できます
  • 生産量・売上・入出金の日別推移を把握できます
  • 品目グループ別に 増産の提案が受けられます
  • 楽天・Amazon・Yahoo! などのチャネル別の内訳を一覧できます
  • 月次の予測精度を振り返れます
  • 月間の売上目標・生産目標・予測精度目標を設定できます

外部の ICS カレンダーと連携して、楽天スーパーSALE やお歳暮などの ECイベントを自動で取込み、品目グループ別に増産の提案を表示します。毎週最初にこの画面を開いて、月間の全体像をつかむのが推奨の使い方です。

画面URL: /app/demand-calendar


画面の全体像:6 タブ構成

6 つのタブを切り替えるだけで、経営・営業・生産・経理・購買・予測の視点を横断できます。

タブ見えるもの
1. 需要イベント楽天セール・お歳暮・マラソンなどの ECイベント、年間定例イベント、影響度バー
2. 生産生産提案チャート(プラットフォーム別配分と信頼度の表示)
3. 売上・受注売上・受注の月次推移、チャネル別の内訳
4. 会計入出金の日別予定、税・売上計上
5. 仕入れ・在庫仕入れ計画、在庫状況、賞味期限アラート
6. 予測精度月次の予測誤差(MAPE)、目標達成率、目標対実績比較

需要カレンダー 需要イベントタブ。月カレンダー上にイベントバー(楽天20%オフ/スマイルSALE/お買い物マラソン等)が日別配置され、右カラムに「今月の提案」が並ぶ

表示モード

モード内容
カレンダーマンスリーカレンダー(月表示、グリッド型)
タイムラインタイムライン(横軸が日付の帯グラフ型)

上部のボタンで切り替えられます。


月次目標の設定

画面から 月間目標を設定し、実績と突き合わせることができます。

目標項目既定値/例
月間売上目標(円)手動入力(例:5,000 万円)
月間生産目標(数量)手動入力(例:10,000 個)
予測精度目標(MAPE %)既定 20%

保存後は、予測精度タブで目標と実績を比較できます。

月次目標設定画面。月間売上目標(円)/月間生産目標(数量)/予測精度目標(MAPE%)の 3 フィールド、右下に「保存」ボタン

生産タブ — 生産提案チャート

需要カレンダー 生産タブ。月カレンダー上に「予定(ピンク)/実績(ブルー)」の生産数と「忙しい/やや多い/通常」の稼働提案、右カラムに「今月の生産(達成率・実績・残り予定・稼働日など)」

予測精度タブ — 予測誤差(MAPE)と目標達成状況

需要カレンダー 予測精度タブ。上部に「内示需要予測/EC需要予測」の主要指標カード、下部に「品目別予測精度/精度トレンド」セクション


需要イベントの自動収集

需要カレンダーの要は、ECイベントの自動収集機能です。外部の ICS カレンダーから取得したイベントがカレンダーに自動で反映されます。

ICS カレンダー連携

  • 需要予測の設定 の ICS URL から取得します
  • 自動同期を有効にすると、設定した間隔(初期値 24 時間)で自動同期されます

年間定例イベント

ボタン 1 つで、楽天スーパーSALE(年 4 回)・お歳暮・マラソン(毎月)などを 1 年分まとめて自動登録できます。

絞り込み・フォーカス

地域・プラットフォーム・品目グループで絞り込みできます。絞り込み条件は保存されるので、次回も同じ状態で表示できます。

確認済みフラグ

各イベントに確認済みフラグを設定でき、「対応漏れイベント」だけを目立たせる運用ができます。

影響度の目安

レベル影響度具体例
大幅増産+30% 以上楽天スーパーSALE、お歳暮シーズン
増産+15〜29%お中元、マラソン
やや増産+5〜14%自社キャンペーン、ポイント倍付けデー
通常0〜4%通常営業日

主な操作

1. 朝の 3 分ルーチン(毎週月曜)

  1. 需要カレンダーを開く
  2. 需要イベントタブで今月のイベントバーを確認
  3. 生産タブで生産負荷の集中日を確認
  4. 予測精度タブで目標達成状況をチェック
  5. 必要なら月次目標を調整

2. 年初の一括登録

  1. 「年間定例イベント生成」 ボタンをクリック
  2. 楽天スーパーSALE/お歳暮/マラソンなどが 1 年分自動登録されます
  3. 必要に応じて、自社イベントを手動追加

3. 突発セールへの対応

  1. 楽天から緊急セール通知が来た場合
  2. ICS 連携で自動検知されないときは 「+ イベント追加」 で手動登録
  3. 影響度を過去実績から設定
  4. 生産・購買側の計画画面に自動反映されます

4. 月次目標の設定

  1. 月次目標設定画面を開く
  2. 月間売上目標/月間生産目標/予測精度目標を入力
  3. 保存
  4. 予測精度タブで目標と実績を比較表示できます

連動先

連動先役割
需要予測の設定ICS URL や予測エンジンの有効化の管理
予測精度ダッシュボード精度タブの深掘り
需要予測(AI)仕組み全体
受注 Hub 予測モードEC 予測の手動編集
受注進捗ボード予測値の反映先
Prophet(時系列AI予測)予測エンジン

権限と設定

アクセス権限

現状は システム管理者・製造担当・製造責任者に権限が付与されています。営業ロールには未付与のため、営業担当が画面に入れない場合は管理者に権限付与を依頼してください。

必要な設定

  • 需要予測の設定 で ICS URL と予測エンジンの有効化
  • 品目グループ(予測対象の商品グループ)の登録
  • Prophet(時系列AI予測)パッケージの導入

推奨

  • ICS カレンダーのサーバが稼働していること
  • 需要イベントのデモデータ(楽天スーパーSALE/お歳暮など)が投入されていること

動作時の注意点

  • Prophet が未インストールだと予測が動作しません
  • ICS URL が初期値のままだと外部イベントの取込に失敗します
  • 需要イベントデータが空だとカレンダーが空白表示になります
  • 予測誤差(MAPE)の計算には、実績と予測の履歴が 14 点以上必要です

活用のヒント

  • 週初めに必ず 3 分:毎週月曜朝の 3 分で、その週の動きが見えるようになります
  • 年初の一括登録を忘れない:「年間定例イベント生成」を 1 月に 1 回実行しましょう
  • 色の重なりに注意:需要イベント(赤系)と在庫不足(警告オレンジ)が同日に重なる日は要注意です
  • 確認済みフラグで対応漏れ防止:対応したイベントはフラグをつけて完了管理できます
  • 絞り込み条件を保存:よく使う絞り込みは保存しておけば次回も再利用できます

よくある質問

Q:「年間定例イベント生成」を複数回実行しても大丈夫?

重複登録されない設計になっていますが、念のため年 1 回(年初または年度初め)の実行を推奨します。

Q:自社イベントも登録できますか?

はい、イベント区分=自社イベントとして手動追加できます。自社キャンペーン・周年セールなどの影響度も予測に組み込めます。

Q:ICS 連携で取り込むイベントのソースは?

楽天スーパーSALE・お歳暮などの代表的な ECカレンダー、および AI スクレイピング/検索 API による突発セール検知です。詳細設定は 需要予測の設定 を参照してください。

Q:影響度を変えたあと、予測はいつ更新されますか?

内示予測は週次、EC 予測は日次で自動で再計算されます。緊急時は管理者が手動実行もできます。

Q:営業担当で画面が開けません

営業ロールには画面権限が付与されていない場合があります。管理者に依頼して権限を追加してもらってください。

Q:6 タブある中で、営業担当が見るべきはどれ?

需要イベント/売上・受注/予測精度の 3 タブが営業寄りです。生産・会計・仕入れは該当部門の担当者が確認する想定です。


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