受注入力(かんたん受注)

専用画面から3ステップで受注を作成。得意先を選び、商品を追加し、確認して確定するだけの操作手順を解説します。

5分

概要

受注は、お客様からいただいた注文を社内に正式に記録する手続きです。ERPNext.JP では受注を起点に、出荷・請求・製造といった後工程へスムーズにつながります。

受注の取り込み方法

ERPNext.JP では、4つの方法 で受注を登録できます。

方法おもな用途
API 取込EC サイトや外部システムからの自動連携
CSV / EDI取引先から届く注文データの一括取り込み
FAX-OCRFAX で届いた注文書の読み取り・変換
個別入力電話・メール・対面で受けた注文の手入力

この記事では 「個別入力」 の操作手順を紹介します。なお、見積から受注に変換することもできますが、ここでは受注画面から直接作成する流れを説明します。

画面URL: /app/simple-order

かんたん受注入力画面


こんなお困りごとはありませんか?

日々の受注入力で、こんな場面に心当たりはないでしょうか。

  • 入力画面の項目が多すぎて、どこに何を入れればいいか迷ってしまう
  • 毎回同じお客様から似た注文が来るのに、品目をひとつずつ探して入力している
  • 電話を受けながらの入力で操作に手間取り、お客様をお待たせしてしまう
  • 新しいお客様の注文を受けたのに、先にお客様の登録が必要で手が止まる

ERPNext.JP の「かんたん受注入力」は、こうした現場の声から生まれた専用画面です。得意先を選ぶ → 商品を追加する → 確認して確定する の 3 ステップだけで受注伝票がつくれます。


画面構成

画面上部のステッパーで、いま何ステップ目にいるかがひと目でわかります。

ステップ内容おもな操作
① 得意先注文元のお客様を選ぶカードをタップ/名前で検索/新規登録
② 商品入力注文品目と数量を入力するカテゴリで絞り込み/+-ボタンで数量調整
③ 確認確定内容を確認して注文を確定する送付状の印刷/連続入力

操作手順

ステップ 1:得意先を選ぶ

画面を開くと、ふだん取引のあるお客様がカード形式で並んでいます。

得意先選択画面

  1. 注文元のお客様のカードをタップする
  2. 画面下の 「📅 納品日」 を確認・変更する(初期値は翌日)
  3. 「次へ ▶」 を押す

お客様が見つからないとき:

  • 「お名前で検索...」 欄に名前や住所の一部を入力すると、リアルタイムで候補が表示されます
  • 初めてのお客様は 「+ 新しいお客様を登録する」 ボタンから、名前・住所・電話番号を入力してその場で登録できます。登録後はそのまま注文に進めます

ステップ 2:商品を入力する

選んだお客様の名前が画面上部に表示されます。ここで注文品目と数量を入力します。

商品入力画面

前回注文の再利用

お客様に過去の注文履歴がある場合、画面上部に 「🔄 いつものやつ(前回注文を再利用)」 バナーが表示されます。「まとめて追加」 を押すと、前回と同じ品目・数量がまとめてカートに入ります。

商品の選択

  1. 画面上部のカテゴリボタンで商品を絞り込む(「すべて」「冷凍品」「加工品」など)
  2. 商品カードの ボタンで数量を増やす( で減らす)
  3. カートに入った商品は緑色に変わり、小計が表示される

画面下部にスティッキーバーで 品目数合計金額 が常に表示されるので、入力しながら全体の確認ができます。

メモ・送付条件の入力

お届けに関する情報がある場合は、画面下部の 「📝 メモ・送付条件」 欄を使います。

  • よく使う条件は タグボタン(❄️ クール便、🎁 のし付き、⏰ 午前中着 など)をタップするだけで追加できます
  • 自由入力もできます。ここに書いた内容は送付状に印刷されます

入力が終わったら 「確認画面へ ▶」 を押します。


ステップ 3:確認して確定する

注文内容がまとめて表示されます。お客様名・納品日・品目・数量・金額を確認してください。

確認画面

  1. 内容に問題がなければ 「✅ 注文を確定する」 を押す
  2. 注文が作成され、受注伝票番号が表示される

確定した注文は ERPNext の受注伝票(Sales Order)として保存・提出されます。ここから先は、通常の受注と同じように出荷伝票や請求書の作成に進めます。

送付状の印刷

確定の前後いずれでも、「🖨️ 送付状を印刷」 ボタンから送付状のプレビューと印刷ができます。お届け先・品目一覧・メモが含まれた送付状がそのまま印刷されます。

連続入力

複数の注文を続けて入力する場合は、確定後の画面で 「📝 続けて入力する」 を押してください。入力内容がリセットされ、ステップ 1 に戻ります。


受注の後工程

確定した受注からは、以下の帳票をワンクリックで作成できます。受注伝票を開いて 「作成 ▾」 メニューを使います。

操作作成される帳票説明
作成 → 出荷伝票出荷伝票(Delivery Note)商品の出荷記録
作成 → 請求書請求書(Sales Invoice)請求書の発行
作成 → 製造指図製造指図(Work Order)製造が必要な場合
作成 → 購買依頼購買依頼(Material Request)在庫が不足している場合

Tips

  • お客様はカードから選ぶだけ:法人は 🏢、個人は 👤 のアイコンで区別できます。よく使う得意先には ⭐ バッジが付いています
  • 前回注文の再利用が便利:定期的に同じ注文をくださるお客様には「いつものやつ」機能でミスなく素早く入力できます
  • スマートフォンでも操作できます:外出先や倉庫でも、スマートフォンのブラウザから同じ画面で受注入力が可能です
  • 送付条件はタグで統一:「クール便」「のし付き」などをタグで入力することで、社内の表記揺れを防げます
  • お客様の新規登録に、画面の行き来は不要:注文画面の中でそのまま登録でき、入力の流れが途切れません

次のステップ

受注を作成したら、売上請求書の発行に進みましょう。

もっと詳しく知りたいですか?

操作方法でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。ERPNext導入の専門家が直接サポートします。