予測精度ダッシュボード
3 タブ構成で予測精度(MAPE / RMSE)を可視化するカスタム画面。月次棒グラフ、品目別 KPI、時系列チャートで予測と実績を比較できます。

この画面でできること
予測精度ダッシュボードは、3 タブ構成で予測精度を可視化するカスタム画面です。概要(月次棒グラフ)→ 品目別 KPI ランキング → 個別の時系列チャートの順にドリルダウンしながら、予測の当たり外れを監視します。
画面URL: /app/forecast-dashboard
主な指標
- MAPE(平均絶対誤差率):予測が実績からどれだけズレたかを「%」で表す指標。低いほど高精度
- RMSE(二乗平均平方根誤差):大きな外れがどれほどあったかを表す指標
こんなときに使う
- 月末・月初の予測精度振り返りで、先月の予測がどれだけ当たったかを確認する
- 差異が大きい品目グループを特定し、自動チューニング対象を決める
- 特定品目の時系列チャートで、予測曲線と実績のズレを重ねて分析する
- 営業マネージャ向けの精度レポートを画像で取得する
需要カレンダーの予測精度タブとの使い分け
| 画面 | 役割 |
|---|---|
| 需要カレンダー の予測精度タブ | 概要の確認、月次目標との突合 |
| 予測精度ダッシュボード(本記事) | 独立した深掘りダッシュボード。品目別の詳細分析 |
両者は補完関係で、「概要 → 深掘り」の動線で使います。
画面の全体像
画面は 3 つのタブで構成されています。左から順に使うと、全体像から個別の詳細へ自然にドリルダウンできます。
| # | タブ | 役割 |
|---|---|---|
| 1 | ダッシュボード | 月次棒グラフと品目グループ別のカテゴリ表。マクロの入口 |
| 2 | 品目(SKU) | 全品目の予測精度ランキング。改善すべき品目を特定 |
| 3 | 予測履歴 | 特定品目の時系列チャートと週別数値 |
タブ 1:ダッシュボード(概観)
- 月次棒グラフ:予測 vs 実績の月次比較(品目グループ別の積み上げ+累積折線)
- カテゴリ別テーブル:品目グループ別の差異率と月別の実績/予測数量
マクロ視点での「今月の精度はどうだったか」を把握する入口タブです。

タブ 2:品目(SKU)
- 全品目の予測精度ランキングテーブル(差異率・週別数量)
- 品目検索
- カテゴリ絞り込み
- ページングで大量の品目を分割表示
精度の低い品目から順に並べて、「どの品目から改善すべきか」を決めるタブです。

タブ 3:予測履歴(時系列ビュー)
- 時系列チャート:特定品目の予測曲線+実績プロット(実績/合計予測/実績折線/基準線の 4 系列)
- 詳細テーブル:各週の数値一覧(手動調整・季節性を含む)
品目タブで気になった品目を個別にドリルダウンし、予測モデルが外れた時期を特定します。

切替パラメータ
| パラメータ | 選択肢 |
|---|---|
| 期間切替(品目/予測履歴タブ) | 毎週/月次 |
| 範囲切替(予測履歴タブ) | 6ヶ月/1 年/全期間 |
| 既定タブ | ダッシュボード |
?demo=1は使わないでください:2026-04 時点で?demo=1は POS デモのオーバーレイを全画面に起動する仕様に変わっており、本ダッシュボードのモックデータは起動しません。撮影・検証はプレーン URL/app/forecast-dashboardを使ってください。実データ(過去の受注)でダッシュボードが稼働します。
主な操作
1. 月末の 15 分ルーチン
/app/forecast-dashboardを開く(プレーン URL)- ダッシュボードタブで先月の予測 vs 実績を月次棒グラフで確認
- 下部のカテゴリ別テーブルで差異率が高い品目グループを特定
- 品目タブに切替、該当カテゴリで絞り込み → 精度の低い品目を抽出
- 予測履歴タブで気になる品目を選び、時系列チャートで外れ時期を特定
- 外れの原因を推測(新商品・セール・季節変動)、需要カレンダー のイベント追加で次回に備える
2. 自動チューニング対象の確認
需要予測の設定 の「自動チューニング閾値」(既定 30%)を超えた品目が、自動チューニング対象になります。本ダッシュボードで閾値超過の品目を目視確認して、必要なら閾値を調整(例:30% → 20%)します。
3. 週次運用(EC 予測)
EC 予測は日次で動くため、週次で品目タブを見て精度をウォッチします。
- 品目タブで**期間切替を「毎週」**にする
- 先週の実績と予測のズレを確認
- 予測履歴タブで個別品目の外れ傾向を見る
主な指標
- MAPE:平均絶対誤差率(%)。低いほど高精度
- RMSE:二乗平均平方根誤差。外れの大きさを評価
連動する画面
| 連動先 | 役割 |
|---|---|
| 需要カレンダー | 予測精度タブと機能の一部が重複(概要) |
| 需要予測の設定 | 閾値管理/自動チューニングの有効化 |
| 需要予測(AI) | 仕組み全体の解説 |
| 受注 Hub 予測モード | EC 予測の元データ |
権限
- 一般的にはシステム管理者または製造系の権限で閲覧可能
- 営業ユーザーへの付与は要議論(閲覧だけなら読取権限で十分)
依存する前提条件
- Prophet がインストール済み
- 需要予測の設定 の「Prophet 予測を有効化」または「EC 予測を有効化」が ON
- 実績データが最小学習データ点数(既定 14)以上蓄積されている
デモ環境での注意点
?demo=1は使わない:2026-04 時点で POS デモのオーバーレイが全画面に起動し、本ダッシュボードのモックには切り替わりません。プレーン URL で実データが参照されます- Prophet のインストール状況を要確認(未インストールだと実データ予測が動かない)
- 実績蓄積が不足(14 点未満)だと精度計算ができません
活用のヒント
- 月 1 回 15 分:毎月の月初ルーチンに組み込むと、精度改善サイクルが定着します
- 🔴(大差異)の品目グループだけ深掘り:全行見る必要はなく、精度下位の 5 品目グループに集中
- 予測履歴タブは「外れの時期」を見る:数値より視覚的な外れパターンが示唆に富みます
- 自動チューニングを信頼する:短期間の差異に一喜一憂せず、月次トレンドで判断
- 新商品は除外評価:データ蓄積 2 ヶ月未満は精度が低く出やすい
よくある質問
Q: MAPE と RMSE、どちらを重視すべき?
MAPE が第一指標です。% ベースで直感的に「何 % ズレたか」が分かります。RMSE は誤差の大きさ(外れ値の影響)を評価するサブ指標として参照します。
Q: 自動チューニングはこの画面から起動できますか?
直接起動のボタンは現状ありません。需要予測の設定 の閾値を超えた品目で自動実行される仕組みです。手動実行の動線は今後の拡張候補です。
Q: 予測履歴タブの時系列チャートで Prophet の信頼区間は表示される?
実装に依存しますが、Prophet の標準出力には上限/下限の信頼区間が含まれるため、チャート上でバンド表示されている可能性が高いです(要確認)。
Q: 予測期間(Prophet は 90 日、EC は 14 日)を変更したい
需要予測の設定 の「予測期間(日)」で変更できます。
Q: 新商品は予測できないのでは?
過去実績がない品目は Prophet だけでは予測できません。類似品目の実績を参考にした手動予測入力(受注 Hub 予測モード)で補完する運用を推奨します。
Q: ?demo=1 で起動したデモデータは本番に影響しますか?
2026-04 時点の環境では ?demo=1 が POS デモのオーバーレイ起動に変わっており、本ダッシュボードのモックは起動しません。プレーン URL /app/forecast-dashboard を使ってください(実データで稼働)。