予測精度ダッシュボード

3 タブ構成で予測精度(MAPE / RMSE)を可視化するカスタム画面。月次棒グラフ、品目別 KPI、時系列チャートで予測と実績を比較できます。

7分
最終更新: 2026年4月21日
中級
需要予測予測精度MAPERMSEダッシュボード

関連記事 予測の仕組み全体は 需要予測(AI)、月間俯瞰は 需要カレンダー、パラメータ管理は 需要予測の設定 を参照。

この画面でできること

予測精度ダッシュボードは、3 タブ構成で予測精度を可視化するカスタム画面です。概要(月次棒グラフ)→ 品目別 KPI ランキング → 個別の時系列チャートの順にドリルダウンしながら、予測の当たり外れを監視します。

画面URL: /app/forecast-dashboard

主な指標

  • MAPE(平均絶対誤差率):予測が実績からどれだけズレたかを「%」で表す指標。低いほど高精度
  • RMSE(二乗平均平方根誤差):大きな外れがどれほどあったかを表す指標

こんなときに使う

  • 月末・月初の予測精度振り返りで、先月の予測がどれだけ当たったかを確認する
  • 差異が大きい品目グループを特定し、自動チューニング対象を決める
  • 特定品目の時系列チャートで、予測曲線と実績のズレを重ねて分析する
  • 営業マネージャ向けの精度レポートを画像で取得する

需要カレンダーの予測精度タブとの使い分け

画面役割
需要カレンダー の予測精度タブ概要の確認、月次目標との突合
予測精度ダッシュボード(本記事)独立した深掘りダッシュボード。品目別の詳細分析

両者は補完関係で、「概要 → 深掘り」の動線で使います。


画面の全体像

画面は 3 つのタブで構成されています。左から順に使うと、全体像から個別の詳細へ自然にドリルダウンできます。

#タブ役割
1ダッシュボード月次棒グラフと品目グループ別のカテゴリ表。マクロの入口
2品目(SKU)全品目の予測精度ランキング。改善すべき品目を特定
3予測履歴特定品目の時系列チャートと週別数値

タブ 1:ダッシュボード(概観)

  • 月次棒グラフ:予測 vs 実績の月次比較(品目グループ別の積み上げ+累積折線)
  • カテゴリ別テーブル:品目グループ別の差異率と月別の実績/予測数量

マクロ視点での「今月の精度はどうだったか」を把握する入口タブです。

ダッシュボードタブ — 上部に月次棒グラフ(品目グループ別の積み上げ)と累積折線、下部にカテゴリ別テーブル(区分・差異率・合計数量・月別実績)


タブ 2:品目(SKU)

  • 全品目の予測精度ランキングテーブル(差異率・週別数量)
  • 品目検索
  • カテゴリ絞り込み
  • ページングで大量の品目を分割表示

精度の低い品目から順に並べて、「どの品目から改善すべきか」を決めるタブです。

品目タブ — テーブル列:品目コード・名称・単位・区分・ABC ランク・注意・予測比・合計数量・残・週別実績。検索・カテゴリ絞り込み・期間切替(週/月)つき


タブ 3:予測履歴(時系列ビュー)

  • 時系列チャート:特定品目の予測曲線+実績プロット(実績/合計予測/実績折線/基準線の 4 系列)
  • 詳細テーブル:各週の数値一覧(手動調整・季節性を含む)

品目タブで気になった品目を個別にドリルダウンし、予測モデルが外れた時期を特定します。

予測履歴タブ — 品目「小型容器用キャップ」の時系列チャート(4 系列)、下部テーブルに項目別の週別数値

切替パラメータ

パラメータ選択肢
期間切替(品目/予測履歴タブ)毎週/月次
範囲切替(予測履歴タブ)6ヶ月/1 年/全期間
既定タブダッシュボード

?demo=1 は使わないでください:2026-04 時点で ?demo=1 は POS デモのオーバーレイを全画面に起動する仕様に変わっており、本ダッシュボードのモックデータは起動しません。撮影・検証はプレーン URL /app/forecast-dashboard を使ってください。実データ(過去の受注)でダッシュボードが稼働します。


主な操作

1. 月末の 15 分ルーチン

  1. /app/forecast-dashboard を開く(プレーン URL)
  2. ダッシュボードタブで先月の予測 vs 実績を月次棒グラフで確認
  3. 下部のカテゴリ別テーブルで差異率が高い品目グループを特定
  4. 品目タブに切替、該当カテゴリで絞り込み → 精度の低い品目を抽出
  5. 予測履歴タブで気になる品目を選び、時系列チャートで外れ時期を特定
  6. 外れの原因を推測(新商品・セール・季節変動)、需要カレンダー のイベント追加で次回に備える

2. 自動チューニング対象の確認

需要予測の設定 の「自動チューニング閾値」(既定 30%)を超えた品目が、自動チューニング対象になります。本ダッシュボードで閾値超過の品目を目視確認して、必要なら閾値を調整(例:30% → 20%)します。

3. 週次運用(EC 予測)

EC 予測は日次で動くため、週次で品目タブを見て精度をウォッチします。

  1. 品目タブで**期間切替を「毎週」**にする
  2. 先週の実績と予測のズレを確認
  3. 予測履歴タブで個別品目の外れ傾向を見る

主な指標

  • MAPE:平均絶対誤差率(%)。低いほど高精度
  • RMSE:二乗平均平方根誤差。外れの大きさを評価

連動する画面

連動先役割
需要カレンダー予測精度タブと機能の一部が重複(概要)
需要予測の設定閾値管理/自動チューニングの有効化
需要予測(AI)仕組み全体の解説
受注 Hub 予測モードEC 予測の元データ

権限

  • 一般的にはシステム管理者または製造系の権限で閲覧可能
  • 営業ユーザーへの付与は要議論(閲覧だけなら読取権限で十分)

依存する前提条件

  • Prophet がインストール済み
  • 需要予測の設定 の「Prophet 予測を有効化」または「EC 予測を有効化」が ON
  • 実績データが最小学習データ点数(既定 14)以上蓄積されている

デモ環境での注意点

  • ?demo=1 は使わない:2026-04 時点で POS デモのオーバーレイが全画面に起動し、本ダッシュボードのモックには切り替わりません。プレーン URL で実データが参照されます
  • Prophet のインストール状況を要確認(未インストールだと実データ予測が動かない)
  • 実績蓄積が不足(14 点未満)だと精度計算ができません

活用のヒント

  • 月 1 回 15 分:毎月の月初ルーチンに組み込むと、精度改善サイクルが定着します
  • 🔴(大差異)の品目グループだけ深掘り:全行見る必要はなく、精度下位の 5 品目グループに集中
  • 予測履歴タブは「外れの時期」を見る:数値より視覚的な外れパターンが示唆に富みます
  • 自動チューニングを信頼する:短期間の差異に一喜一憂せず、月次トレンドで判断
  • 新商品は除外評価:データ蓄積 2 ヶ月未満は精度が低く出やすい

よくある質問

Q: MAPE と RMSE、どちらを重視すべき?

MAPE が第一指標です。% ベースで直感的に「何 % ズレたか」が分かります。RMSE は誤差の大きさ(外れ値の影響)を評価するサブ指標として参照します。

Q: 自動チューニングはこの画面から起動できますか?

直接起動のボタンは現状ありません。需要予測の設定 の閾値を超えた品目で自動実行される仕組みです。手動実行の動線は今後の拡張候補です。

Q: 予測履歴タブの時系列チャートで Prophet の信頼区間は表示される?

実装に依存しますが、Prophet の標準出力には上限/下限の信頼区間が含まれるため、チャート上でバンド表示されている可能性が高いです(要確認)。

Q: 予測期間(Prophet は 90 日、EC は 14 日)を変更したい

需要予測の設定 の「予測期間(日)」で変更できます。

Q: 新商品は予測できないのでは?

過去実績がない品目は Prophet だけでは予測できません。類似品目の実績を参考にした手動予測入力(受注 Hub 予測モード)で補完する運用を推奨します。

Q: ?demo=1 で起動したデモデータは本番に影響しますか?

2026-04 時点の環境では ?demo=1 が POS デモのオーバーレイ起動に変わっており、本ダッシュボードのモックは起動しません。プレーン URL /app/forecast-dashboard を使ってください(実データで稼働)。


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